障害者就業・生活支援センターって何?

2025/4/2 公開

障害者就業・生活支援センターとは?

障害者就業・生活支援センターとは、障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)に基づく機関で、障害者が地域で活躍できるよう、就業と生活面での一体的な相談支援を行う機関です。

どこにあるのか?

令和6年4月現在、全国に約337センターが設置されており、国と都道府県から委託を受けた社会福祉法人や、NPO法人によって運営されています。
厚生労働省のホームページでは、各都道府県ごとに、センターの名称と場所を発信しています。
興味がある方はこちらをご覧ください。

令和6年度障害者就業・生活支援センター 一覧


イメージ 障害者就業・生活支援センターとは?

配置されている職種

障害者就業・生活支援センターには、次の職員が配置されています。

職種配置人数内容
就業支援ワーカー2~7名就業に関する相談支援に応じ、障害特性を踏まえた仕事・雇用に関する助言を行う。
生活支援ワーカー1名日常生活、地域生活を送るうえでの相談に応じるとともに、必要な助言や情報の提供を行う。

このように、障害者が働くため・働き続けるための就業面での支援だけでなく、安定した日常生活が送れるよう、生活面での相談支援も行っています。

主な役割・相談内容

障害者就業・生活支援センターでは、就業・生活の両面から支援が提供されています。
具体的な相談内容の例を紹介します。

就労・就職活動に関して

  • 難病によって視力が低下し、以前のように仕事を続けることができなくなった。新しい仕事を探したいが、難病を抱えながら仕事ができるか不安。
  • 難病によって通勤や長時間勤務が難しい。在宅勤務や時短勤務などに対応している職場を探すサポートをお願いしたい。


イメージ 就労相談

就労後の職場への定着や生活の安定に関して

  • 就職先が決まったが、難病があって体調に波がある。勤務中に適度な休憩を取りたいと考えているが、会社にどのように相談したら良いかわからない。
  • 仕事は順調だが、障害に伴い日常生活での不便さを感じるようになった。利用できる福祉サービスや、福祉用具の活用について相談したい。


まとめ

障害者就業・生活支援センターは、就業・生活の一体的な支援を実現するために設けられた機関です。
障害者の福祉サービスの利用と合わせて、この機関に相談することで、就業・生活に関する困りごとの解決を目指しましょう。

参考:

「障害者就業・生活支援センターの概要」厚生労働省
「令和6年度障害者就業・生活支援センター 一覧」厚生労働省
「最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座8 障害者福祉」一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集 中央法規出版